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動画を出したいのに、編集に時間がかかりすぎて、撮った素材がそのままになっていませんか?

動画の編集はどこまで自動化できる? 撮ったインタビュー動画を1本、公開まで任せてみました

先日、オフィスで撮った10分足らずのインタビュー動画が、40分足らずでYouTubeに公開されていました。カットも字幕も効果音も、動画の編集は自動化した仕組みが通してくれます。僕がしたのは、撮ることと、出来上がりを見てOKを出すことだけでした。では、編集のほとんどが自動になったあと、人がやることは何も残らないのでしょうか。撮ってから公開まで、人の手はどこに残るのでしょうか?

三脚のスマートフォンの横で、ロボットが動画を編集する画面に親指を立てる島田

動画を出した方がいいのは分かっている。

でも撮ったあとの編集に時間がかかりすぎて、なかなか公開まで行けない。
撮るのは一瞬なのに、切って、字幕を入れて、音を整えて、となると、そこからが長いんです。
それが毎回だと、だんだん撮る気もなくなってきますよね。

先日、AI導入サポートで、治療院の中村先生がオフィスに来てくださいました。
その日、中村先生と一緒にインタビュー動画を撮ったんです。
撮ったといっても、2人で10分足らず喋っただけです。

この動画が、その日のうちにYouTubeに上がり、会員さんへの紹介投稿まで完了してました。
今回はそのときの話です。

インタビュー動画の編集を自動化した日、僕がAIに頼んだこと

実はその4日ほど前に、Claude Codeと一緒に、別の動画を1本、手順を一つずつ確かめながら仕上げていました。
そのときに通した手順を、次の素材でもそのまま使えるように、ツールとしてまとめてもらっておいたんです。

なので撮り終えたあと、僕がClaude Codeに頼んだのは、前回と同じやり方で編集してください、ということでした。
色や雰囲気は、ai.msup.bizのサイトに近い感じで。
それと、いったん書き出したところで止めて、見せてください、と。
決まった型があるので、それでやってね、というぐらいの頼み方です。

ノートパソコンの動画を前に、ロボットが差し出す2つの色見本から選ぶ島田
仕組みが編集を通し、人は見てOKを出し、味付けを決める

で、出来上がりを見せてもらいました。
仕上がった動画は6分ほど。
見てみて、このクオリティで全然大丈夫、と思ったので、YouTubeにそのまま公開してと頼みました。
続けて、Claude Codeを使っている会員さん向けの勉強会、友の会のルームに案内を出してもらいました。

あとで友の会でこの話をしたとき、僕は「30分後にアップしてるはずなんですよ」と話しています。
撮った日のうちに公開まで終わっているわけです。

ただ、ここは誤解のないようにお伝えしておきます。
この早さは、最初から出たわけではありません。
前回の1本で手順を確かめて、型ができていたから、2本目以降は「それでやって」で済むようになりました。
1本目から誰でもこの時間で、という話ではないんですね。

動画の自動カットから字幕、効果音まで、僕がしなくてよくなったこと

では、撮ってから公開までの間に何が起きていたのか。
僕の側から見ると、しなくてよくなったことが増えてきただけです。

まず、喋った中身を文字に起こす作業がいりません。
次に、要らないところを切る作業。
この日は2人とも言い直しがほとんどなくて、詰めたのは話と話の間だけだったそうです。
音の大きさをそろえたり、雑音を抑えたりするのも、僕は触っていません。

そのうえで、話の区切りごとに章の見出しが出て、大事なところで強調の文字が出ます。
話の中身を箇条書きにしたカードが出て、写真も差し込まれます。
写真は、僕がデスクトップに置いておいたその日の写真を使ってくれました。
全編に字幕が付いて、場面の切り替わりには効果音が鳴ります。

この効果音は、Logic Proに付いてくる音から、使ってよい範囲のものを使っています。

書き出したところで、いったん僕に見せてくれます。
僕がOKを出したら、YouTubeに上げて、案内の文面を用意して投稿する。
できるのは、パソコンの中のソフトを順番に動かせるAIで組んでいるからです。

手でやれば、どれも一つずつ時間を取られる作業です。
慣れていてもとてもじゃないけど、2時間では終わらないような作業量です。
今の僕の出番は、撮ることと、書き出された動画を見てOKを出すことが中心になりました。

撮って任せた動画に、まだ人の出番が残るところ

じゃあ、これで動画の仕事は全部おしまいなのか。
友の会でこの話をしたとき、僕はこう続けました。

「もうちょっとおしゃれにするとか、もうちょっとフェミニンにするとか、こっからが味付けです」

公開した動画は、十分に見られる出来です。
でも、もっとおしゃれにしたい、もっと柔らかくしたい、と思えば、そこから先はいくらでも手の入れようがあります。
カットをもっと丁寧にしたければ、それも変えられます。
こっちがやりたいことは、基本的にやってくれるんです。
だからこそ、どういう味付けにするかで差が出ます。

同じ仕組みのままで、治療院の先生方の会向けの雰囲気に変えることもできます。
今回はai.msup.bizのサイトに近い色合いで仕上げてもらいましたが、イラストの使い方も色も、それぞれに変えていけます。

たとえて言うなら、エレキギターみたいなものだと思います。
同じエレキギターでも、弾き方しだいで、爽やかな曲にもなるし、激しい曲にもなりますよね。
動画も同じで、切る、字幕を出す、音を鳴らす、という仕組みはそのままに、どう鳴らすかを決めるのが人の仕事として残っています。

動画編集が自動化されたら、編集する人の仕事はどう変わるのか

僕は、子どもが生まれたころ、家族の動画を全部手で編集していました。
iPhoneが出るか出ないかという頃で、使っていたのはiMovieです。
旅行に行けば長めの動画を、ちょっとしたことでも短い動画を作っていました。
テロップを出して、効果音を入れて、カット割りをして。
もうずいぶん前の話です。

出来上がると、家族はみんな喜んでくれるんです。
ただ、見るのは一回きり。
こっちは何倍の時間をかけたと思ってるんや、と心の中で思っていました。
そのうえ「次の旅行のもやってほしい」と言われるわけです。
報われないなあ、という気持ち、分かっていただけると思います。

それが今は、動画の素材をポンポン入れたら、うまいことやってくれるようになりました。
これから小さいお子さんが生まれる方は、本当に幸せだと思います。

動画の編集を自動化できるようになって、編集を仕事にしている人の役目がなくなるかというと、僕はそうは思っていません。
変わっていっちゃうんだと思います。
動画の編集をする人は、カットが上手い、ではなくて、全体のテイストをそろえるのが上手い、という方になってくると思うんです。
切る作業は任せられるようになってきました。
そのぶん、どんな仕上がりを決められる人が、頼られるようになっていくんじゃないかと思います。

動画の編集に時間がかかって公開が後回しになっているなら、自動化する手法が手に届くようになってきますよ。

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AI活用の実例

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