Claude Codeを使い始めると、必ず出てくる悩みがあります。
長い作業を仕込んで席を離れると、途中で止まってるんです。
ブログの記事を何本か書かせる、みたいな時間のかかる処理ですね。
戻ってきたら「この操作をしていいですか」と聞かれたまま、ずっと待っていたんです。
許可を一つ押せば進んだのに、その一つを押す人がいなかった。
これ、本当にもったいないですよね。

せっかくのClaude Codeなんで、外でも使いたい。
というより、外からも使えるんです。
先日の友の会で、外からどうやって触るのかという話をしたので、今回はその内容をお話しします。
先にお断りしておくと、この機能を皆さんにお伝えしていいものかどうか、僕はちょっと迷いました。
正直ややこしいんです。
画面を見ながらでないと、どこを触るのかが伝わりにくいんです。
ただ、実際に動くところを見てもらったら話が早いと思ったので、友の会の画面共有で、その場でやってみることにしました。
僕の手元にあるのはiPhoneです。
Macは目の前にありますけど、この時はMacのキーボードには触りません。
iPhoneのClaudeのアプリから、こう送りました。
「デスクトップの最新のファイル名を教えてください」
これ、Macのデスクトップを見ないと分からない情報ですよね。
iPhoneの中には、その答えはどこにもありません。
送った文章が、目の前のMacの画面にフラッと出てきました。
iPhoneから送った内容が、Macに飛んでるんですね。
そこからMacの側が調べ始めます。
なんか遅いですけど、頑張って調べてます。
「少々お待ちください」と返ってくるので、そんなん言わんとはよして、と思わず口に出ました。
人前で待たされるのは、気が気じゃないんですよね。
ここで、僕が見てもらいたかったところが来ます。
途中で、Macが許可を求めてくるんです。
普段なら、Macの前に座ってる僕が「はい」と押すところです。
でもこの時は、僕がMacの横に座っていない前提でやってます。
なので、許可もiPhoneで押しました。
一度だけ押したら、Macの画面が変わって、作業が先に進みました。
そして返事が返ってきました。
デスクトップで一番新しいファイルは、なんとかかんとか.jpgでした、と。
その返事が、Macにも、iPhoneにも出ています。
外からiPhoneを使って、コンピューターの中の情報にアクセスできるんです。
これが見てもらいたかったことです。
何が起きたかを、言い方を変えてもう一度言います。
iPhoneは、家のMacに向かって用事を頼んでいるだけです。
実際に調べているのはMacで、答えを表示しているのがiPhone。
だから、Macでないと分からないことが、外から分かるんです。
さて、この外から触る方法が2つあります。
一つは、家で始めた作業を外でそのまま続ける方法。
これはリモートコントロールという機能です。
もう一つは、外から完全にゼロで新しく始める方法。
こっちはディスパッチという機能です。
さっきの実演でやったのが、このディスパッチのほうです。
まずリモートコントロールから。
家で作業を始めておいて、続きを外から見る、外から許可を押す、という使い方です。
設定の場所はこうです。
デスクトップ版のClaudeを開いて、設定メニューに入ります。
設定メニュー自体は、たぶん皆さん入れますよね。
その中にClaude Codeというタブがあるので、それを選びます。
下のほうへスクロールしていくと、ローカルセッションという項目があります。
そこに「新しいセッションをリモートコントロールに接続する」というのがあるので、これをオンにします。
これだけで、iPhoneやiPadから操作できるようになります。
ちなみに、同じ画面にブラウザツールというのもあるので、これもオンにしておいてください。
いろいろ設定するときに、これがあると楽なんです。
設定はそれぐらいで、基本的には大丈夫です。
設定の中には触ると危ないところもあるんですが、ここまでなら安全に触れます。
次にディスパッチです。
デスクトップ版のClaudeの、Claude Codeの部分を見てもらうと、アーティファクト、ルーティン、カスタマイズ、と並んでいて、その先にディスパッチがあります。
立ち上げると英語がごちゃごちゃ出てきますけど、これが携帯から通じてるんです。
iPhoneのアプリの側にもディスパッチがあります。
だから、外で思いついたことを、その場でMacに頼めます。
家で何も仕込んでいなくても、です。
じゃあ、これを何に使うのか。
使いどころは2つだけです。
一つは、長い処理の途中で、外から許可を押すこと。
友の会で言った言葉そのままだと、
「長い処理しながら外へ買い物行った時に許可1個だけしたら進むのに、みたいなことはすぐできる」
ということです。
ブログの記事を何本か書かせて、その間に買い物に出ます。
途中で許可を求めてきたら、買い物の途中でiPhoneを見て、一つ押します。
帰ってきたら記事ができています。
今まで許可待ちで止まっていた時間が、記事が進む時間に変わります。
もう一つは、外で思いついた画像を、その場で作らせること。
外を歩いていて、あ、やっぱりあの画像はこうやって作らせたらよかった、と思うことありますよね。
今までなら、家に帰るまで覚えておくか、忘れるかのどちらかでした。
ディスパッチなら、その場でMacに頼んで、外から画像を生成させることができます。
帰ったらもう出来上がっています。
機能の宣伝をしたいわけではありません。
ただ、Claude Codeを使い始めた方が、席を離れるたびに作業を止めているのを見ると、もったいないなあと思うんです。
設定は数か所です。
一度オンにしておけば、あとはiPhoneが手元にあるだけで、家のMacが働き続けます。
ai.msup.bizのAI導入サポートでは、こういう外から動かせる環境まで含めて、AIを仕事に入れる手順をお伝えしています。
自分の商売でどこまで任せられるか、一緒に整理してみたい方はご相談ください。
