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発信を人に任せようとしている方へ

人を集めても、この量は出せませんでした

発信の量が足りないとき、人を増やすのが自然な発想です。10年やってみて、どこで頭打ちになったのかを書きます。いま何台のパソコンで回しているかも書きます。

大勢で作業する様子と、机の上の1台で回っている様子を対比したイラスト

発信の量を増やそうとすると、たいてい同じ結論に行き着きます。

受付にやってもらおう。誰か雇おう。外注しよう。

その気持ちはよく分かるんです。僕もそちらを先に試した側なので。

10年、人を集めてやってきました

先に立場を書いておきます。

人を雇うことについては、たぶん人並み以上にやってきました。障害のある方の就労施設もいくつか運営していて、そこでデジタルの仕事に取り組んできたんです。

一過性の取り組みではありません

アプリの開発もやりましたし、ウェブの制作も全部やっています。この10年ずっと続けていて、今も現在進行形です。

人を集めて、教えて、回す。そのやり方の限界も可能性も、それなりに見てきたつもりです。

その僕が言います。

それでも、200から300で頭打ちでした

年間で出せる記事の本数の話です。

人を集めても、2,000本は難しいです。難しいというより、無理でした。

200本、300本まで。そのあたりが人の手でやる場合の上限だと思っています。

増やすほど、そろわなくなるものがある

なぜ頭打ちになるのか。

書き手が増えると、そろわないものが増えるんですよ。文体、切り口、画像の雰囲気、投稿の時間。人が違えば違って当たり前ですよね。

そろえようとすると、確認する人が要ります。確認する人を置くと、今度はその人が詰まります。

そうなんです。人を足すほど、足した分だけ出来高が素直に増えるわけではないんです。

教えるコストも、毎回かかります

もう一つあります。

担当が代わるたびに、また最初から教え直しになります。ファイル名の付け方、提出先のフォルダ、判断の基準。

何年かおきにこれが発生する前提で計画を立てないといけません。人を増やす計画には、この分が入っていないことが多いですよね。

いまは、机の上のパソコンが1台増えただけです

いま、どうやって回しているか。

パソコンを1台、作業用に置いてあるだけです。

自分用とAI用を分ける

やったことは本当にこれだけなんですよ。

自分が普段使うパソコンと、AIが働くためのパソコンを分ける。作業用の1台には、ずっと動いていてもらう。

それで終わってしまいました。

人を集めて届かなかった量が、机の上の1台で出ています。書いていて自分でもおかしな感じがしますが、事実なので書いておきます。

引き継ぎのコストも消えました

もう一つ、思っていなかった効果がありました。

うちに、税理士事務所さんの対応をしていた社員がいます。そのチャットワークのやり取りを全部残してあるんです。

担当をAIに切り替えたとき、初日から何も問題が起きませんでした。

これまでのやり方をずっと見ているので、ファイル名はこのルールで付けて、このフォルダに出す、というところまで、言わなくても分かっているんですよ。今日から君がやって、と言ったら全部できました。

人が代わるたびの教え直し、その労力がゼロになりました。

何が変わったのか

人を増やす場合、増えるのは手の数です。教える手間も、そろえる手間も、同じだけ増えます。

機械の場合、増えるのは処理する量だけです。判断の基準は1回渡せば変わりません。

そろえるための人手が、まるごと要らなくなったんですよ。

人が要らない、という話ではありません

誤解のないように書いておきます。

人類が要らない、という話をしているのではありません。

実際に何を書くかの中身は、人の経験からしか出てきません。現場で見たこと、お客さんが言ったこと、自分が迷って決めたこと。これは機械が作れないんです。

分けるとしたら、こうなります。

  • 経験を集めて、判断するのは人
  • それを形にして、毎日出し続けるのは機械

人を増やす前に、この線をどこに引くかを決めてください。線を引かないまま人を増やすと、僕と同じところで止まります。

AI活用の実例

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