「今週こそブログを書かなきゃ」と思ったまま、気づけば1ヶ月更新が止まっている。そんな経営者の方、ものすごく多いですよね。
私も以前は同じでした。ですが今は、記事を書こうと思って机に向かうことがほぼありません。それでもブログは増え続けています。
先に結論を言います。ブログを書こうとするのを、やめてください。その代わりに、打ち合わせや顧客とのやり取りを「残す」習慣をつけてください。書く作業はAIの仕事、材料を貯める作業が人間の仕事です。
この記事では、なぜ「残す習慣」だけでブログが回るようになるのか、実例を交えてお話しします。
「記事を書こう」と思って書くから、続かないのでは?
ブログが続かない方の頭の中は、だいたいこうなっています。
お客様の工事を記事にしなきゃ。写真、撮ってあったかな。タイトルはどうしよう。本文を考えて、書いてはみたけれど、なんだか話の出口がないな。まあ「施工の紹介でした」で締めて、これでいっか。
思い当たりませんか。私のまわりの経営者さんも、昔はみんなこのやり方でした。「今週は3記事あげなきゃいけないから、これをネタにしよう」という発想でスタートするんです。
このやり方が悪いとは言いません。ただ、これだと1本書くだけで消耗します。ネタはすぐ尽きますし、書くこと自体が苦行になって、更新が止まる。ブログが続かない本当の原因は、文章力ではなくて、この「書こうと思ってから材料を探す」順番にあるんです。
議事録を1本渡したら、ブログが4本できた
で、順番を逆にするとどうなるか。私の実例をお話しします。
私はお客様向けにオンラインの勉強会を定期的にやっています。その議事録をAIに渡したら、ブログ記事が4本できました。1回の打ち合わせの記録から、4本です。
新しいAIのサービスが出たとき、自分の意見を文章にまとめたことがありました。それをAIに「ブログに分けて」と頼むと、やはり複数の記事に仕立ててくれます。
おわかりでしょうか。私は「このブログを書こう」と思って書いていないんです。手元にある記録をAIに渡して、「この中から記事になるものを書いて」と頼んでいるだけ。ネタを考える工程そのものが、なくなっています。
AIが欲しがっているのは「事実の記録」です
じゃあ、何を残せばいいのか。
欲しい情報の形は決まっています。「お客様がこういう問題を抱えていて、うちはこれをやって、相手はこう言っていた」。この3点セットです。
打ち合わせから帰ってきて、「ああ暑かったな」で終わらせないでください。脳内の記憶だけでは、AIは何も書けません。逆に、この3点セットが記録として残ってさえいれば、AIはそこから読者の役に立つ記事を組み立てられます。
残すものは、特別なものでなくて構いません。
- 打ち合わせの議事録(オンライン会議なら録画・録音でも)
- 顧客とのチャットやメールのやり取り
- 社内ミーティングの記録
どれも、すでに日々の仕事の中で発生しているものですよね。捨てずに貯めるだけです。
眠っている過去のやり取りも、掘り起こせます
「これから貯めるのはわかったけど、今すぐネタが欲しい」という方に、もうひとつ。過去のやり取りも資産になります。
私は数年分のチャットのログを全部取得して、AIが参照できる形に再構成しました。これができると、過去の相談ごと、過去にやった施策、お客様の生の言葉が、全部ブログの材料に変わります。
チャットツールによっては書き出し機能が有料プラン限定だったりしますが、AIに手伝わせて過去ログを集めること自体は技術的に可能です。ただし、お使いのサービスの利用規約に沿った方法かどうかは、実行前に確認してください。
まとめ:書く係はAI、貯める係が人間
整理します。
- ブログを書こうと思って書くのを、やめる
- 「顧客の問題・自社の対応・相手の反応」を何かに残す習慣をつける
- 貯まった記録をAIに渡して、記事に仕立ててもらう
実体験というデータを貯める係が人間で、書く係がAI。この分担にした瞬間、ネタ切れという概念がなくなります。
このブログでは、残し方の各論も記事にしています。現場の会話を録音で貯める方法、整形していない売上データをそのまま使う方法、そして「気づいたらAIが勝手に事例記事を書いていた」という完全自動の実例。あわせて読んでいただくと、全体像がつかめるはずです。
「うちの場合は何を残せばいいのか」を相談したい方は、下記からお気軽にどうぞ。
