「AIに書かせても、結局こっちで直すんでしょう」
そのとおりです。出てきたものをそのまま出せることは、まずありません。
ただ、直す場所が毎回バラバラだと、手間は減らないんですよね。
うちは工程を10に分けて、人が見る場所を1つに決めました。それ以外は触りません。
まず、工程を最後から並べました
10から1へ、逆に並べます
記事ができるまでを、最後から並べるとこうなります。
10 SNSへ投稿・転用する9 装飾して形を整え、アップロードする8 文章と素材を確認する7 検索用の内部コード(JSON-LD)を書く6 本文を書く5 素材を集める4 タイトルと見出しの骨子を決める3 今月何本出すかを決める2 どの話をどの記事に入れるか振り分ける1 情報を貯める
普通は上から数えますが、逆に並べたほうが構造が見えます。
いちばん下が、大元です
1番の「情報を貯める」が大元です。
ここに何もなければ、上の9工程は動きません。
素材集めが5番にあるのも同じ理由です。本文を書いてから写真を撮りに行っていたら、間に合わないんですよね。
タイトルも同じで、4番です。文章を全部書いてから見出しを考える人はいません。
「今日何を書こう」は、9工程を飛ばしています
ここまで並べると、よくあるやり方の問題が見えてきます。
朝に机の前で「今日は何を書こう」と考える。
あれは、1番から5番までを飛ばして、いきなり6番の本文から始めているんです。
材料がないまま書こうとするから、手が止まります。そして書けたとしても、中身が薄くなります。
次に、人がやる工程を1つに決めました
人が見るのは、8番の確認だけです
うちで人が見るのは、8番だけです。
文章と素材が合っているかどうか。
ここだけは、まだ人が見たほうがいいと思っています。
写真の入れ違いは、機械には分かりません
なぜ8番なのかというと、写真の取り違えが起きるからです。
施工前と施工後の写真が入れ替わっていても、文章としては成立してしまいます。
これは読んで気づくしかありません。出す前に、ここだけ目を通します。
でも何年AIを使っても手直しが減らない人いますよね?たいてい、8番以外のところまで直しています。
残りは触りません
7番のJSON-LDは、検索エンジン向けの内部コードです。
ここは、うちも手で書いていません。分かる人が少ない領域なので、任せてしまったほうが早いです。
9番の装飾も、10番のSNSへの転用も同じです。
余計なことはしません。
最後に、大元だけを毎日やることにしました
放り込むだけです
こうして人の作業が減った分、1番だけを毎日やります。
打ち合わせの録音。お客様に説明した内容。現場の写真。業者とのやり取り。
これではいけない、ってことで机に向かって書くのではなく、あったことを放り込むほうへ時間を移しました。
選別はしません
放り込むときに、要る要らないの判断はしません。
判断すると手が止まるからです。
たとえば、畳の裏返しをした記録を入れたとします。そこから「この程度なら裏返しでいける、これはもう表替え」という判断の記事が出てくることがあります。
自分では記事になると思っていなかった話が、比較記事になるんですね。
だから、要るかどうかは向こうに決めてもらったほうがいいです。
その頼み方については、次の記事に書きます。
