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ブログの画像づくりで、毎回そこだけ手が止まっている事業者の方へ。

Claudeは画像を作れない?実は何百枚も自動で生成できる方法があります

Claudeは自分では画像を作れません。でも画像生成をつないでしまうと、Claudeが指揮を執って、放っておくあいだに何百枚でも作ってくれます。しかも絵のタッチまで揃うようになります。うちで実際にやっていることを、そのままお話しします。

AIが画像生成のAPI設定画面を操作し、生成された画像が並んでいくイメージ

「Claudeって、画像は作れないですよね」そのとおりです。作れません。文章ならいくらでも書いてくれるのに、絵を頼むと「私は画像を生成できません」と返ってきます。あれ、地味にがっかりしますよね。

ところが、ある設定をするとClaudeが画像生成を指揮するようになるんです。放っておくだけで何百枚でも出てきますし、しかも絵のタッチが揃います。このシリーズの1本目で「面倒な設定こそAIの出番です」と予告した、その続きです。やったことは3つです。

まず、1枚ずつ作るのをやめました

画像生成は、1枚ずつやると案外時間を食います

はじめに、画像を1枚作るのに何をしているか、書き出してみますね。

  • どんな絵にするかを考えて、指示の文章を書く
  • 生成が終わるのを待つ
  • 出てきた絵が違ったら、指示を直してもう一度
  • 気に入ったものを保存する
  • 載せる場所に合わせてサイズを整える

1枚だけなら、たいした手間ではありません。5分か10分の話ですよね。ところが、これが記事の数だけ積み上がるんです。週に1本のブログでも、1年で50本を超えます。1本に2枚使うなら100枚です。1枚あたり10分の作業でも、そこまでいくとけっこうな量になってきますよね。

しかもこの作業、慣れても速くならないんです。毎回どんな絵にするかを考えるところからやり直しますからね。100枚目でも、1枚目と同じだけ頭を使います。

文章が自動で書けるようになっても、画像のところで止まります

で、ここからが本題です。

文章のほうは、AIに任せればかなり速くなりました。うちも記事の下書きは、ほとんど手で書いていません。ところが、それで発信が楽になったかというと、そうでもなかったんですよね。

原因は画像でした。文章が10分でできるようになっても、絵を用意するのに30分かかっていたら、結局30分かかる仕事なんです。速くなったところではなく、遅いところが全体の速さを決めます。これ、工場のラインとまったく同じ話ですよね。

そして、毎回同じところで止まると、だんだん出すのが億劫になります。文章はできた、でも絵がまだない。そうやって公開が翌日に延びて、翌日もまた延びて、そのうち止まる。発信が続かない理由って、案外こういう地味なところにあるんです。

しかも、出来上がった絵のタッチがバラバラになる

もう一つ、やっかいな問題があります。

いろいろな事業者さんのホームページを見せてもらうのですが、AIで作った画像を使っていても、テイストがバラバラなケースがすごく多いんです。この記事はやわらかいイラスト。次の記事は写真みたいな絵。その次は急に色使いが濃くなる。

1枚ずつ見れば、どれも悪くないんですよ。でも並べて見ると、同じ会社のサイトに見えないんですよね。

これ、毎回その都度どこかで作っているから起きることなんです。その日の気分で指示の書き方も変わりますし、そもそも前の記事でどう指示したかなんて覚えていません。つまり、作り方が1枚ずつである限り、揃いようがないということです。

次に、Claudeに画像生成をつなぎました

Claudeは、自分では画像を作れません

じゃあ、具体的に何をしたのかって話ですよね。

先にはっきりさせておきます。Claudeは画像を作れません。文章を扱うAIなので、絵を描く機能をそもそも持っていないんです。ここは工夫でどうにかなる話ではありません。

なので、画像を作れる別のものを外から連れてきます。うちで使っているのはNanoBananaProです。いま画像生成でいちばん使われているものですね。これをAPIでつなぎます。

APIというのは、ソフト同士をつなぐ通り道だと思ってもらえればいいです。この通り道を1本用意すると、Claudeが自分で画像生成を呼び出せるようになります。自分では描けないけれど、描けるものに指示は出せる。そういう状態になるわけですね。使うのはGoogleのAPIです。

設定はAIに丸投げしました

とはいえ、APIの設定と聞いた時点で手が止まる方が多いと思います。気持ちはよく分かります。手順を調べながら、意味の分からない画面をいくつも通っていく作業ですからね。ここで諦めてしまう方が多いのも、当然だと思います。

でもですね。ここは、自分でやらなくていいところなんです。

僕が実際にどう頼んでいるかというと、これだけです。

「ナノバナナプロの画像生成をあなたにやってもらいたいので、設定してもらっていいですか。課金する覚悟はあります」

本当に、これくらいのお願いの仕方で動き始めます。専門用語で正確に指示を出す必要はありません。「ナノバナナプロ」とカタカナで書いていますが、これで通じます。

我ながら効いているなと思うのが、「課金する覚悟はあります」の一言です。お金が出ていく手続きが途中に挟まりますから、こちらの腹が決まっていることを先に伝えておくと、話が早いんですよね。社員に仕事を頼むときと同じです。「予算は出すから、そっちで進めておいて」と言われたほうが動きやすいに決まってます。

あとはAIが手順を進めてくれて、テスト画像まで出してくれます。こちらは出てきた画像を見て「おお、できてる」と言うだけです。

つないだら、放置で何百枚できました

で、通り道ができてから何が変わったか。ここが一番お伝えしたいところです。

うちでは、200記事分の画像を一気に作りました。1枚ずつ指示を出したわけではありません。記事の一覧を渡して、あとは放っておいただけです。戻ってきたら、できていました。

そうなんです。1枚ずつだった作業が、まとめて頼める作業に変わるんです。100枚が200枚になっても、こちらの手間はほとんど変わりません。

お金の話も、短く書いておきますね。普通の解像度で、画像1枚あたり1〜2円です。支払いは先に少額を入れておくデポジット制なので、1,000円とか300円だけ入れて始められます。入れた分しか減りませんから、月末に思ってもみない請求が届く心配もありません。僕自身は1ヶ月で8,000円ほど使いましたが、これは200記事分を一気に作って、そのうえ作り直しや実験も重ねた特殊な使い方です。普通に使う分には、まずこんな金額にはなりません。

最後に、テイストの管理をClaudeに任せました

文章で「こういう絵にして」と指示しても揃いません

さて、ここからが今回いちばん大事なところです。

何百枚も作れるようになると、次に効いてくるのがタッチの問題です。

うちも一度、これで失敗しています。2026年7月5日、このサイトのシリーズ用に画像を8枚作りました。そのとき、既存の記事の絵に合わせようとして、文章で指示を書いたんです。線はこういう感じで、色はこのあたりで、人物はこんな雰囲気で、と。

結果、テイストが合わず、8枚とも全面作り直しになりました。

なんでこうなるのかというと、目で見た特徴を文章にした時点で、情報がごっそり落ちるからなんですよね。キャラクターの造形が微妙にずれる。線の太さが変わる。配色が揺れる。1枚だけ見れば悪くないのに、既存の絵の隣に並べると、別のシリーズに見えるんです。

色や形を言葉で正確に伝えるのは、そもそも無理があるということですね。「あの感じでお願い」が現場で通じないのと、同じ話です。

既存の絵を参照として渡すのが正解でした

で、答えは拍子抜けするほど単純でした。文章で説明するのをやめて、既存の絵そのものを渡す。これだけです。

同じメディアで使っている画像を2枚ほど選んで、参照として一緒に渡します。そのうえで「参照画像を厳密なスタイルガイドとして、線の太さ・配色・キャラクターの造形を正確に合わせろ」と指示します。

見本を先に見せてから発注する、ということですね。これで揃うようになりました。

そして、ここが仕組みにする値打ちのあるところなんですが、この手順を僕が毎回やる必要はないんです。参照にする画像を選ぶところも、揃えろと指示を出すところも、Claudeがやってくれます。つまり、テイストの管理をする担当が1人いる状態になるわけですね。日が空いても、僕がその日どんな気分でも、指示の書き方はぶれません。

1枚ずつ手で作っていた頃は、そもそも揃えようがなかったんです。揃うかどうかは根性の問題ではなく、誰が管理しているかの問題でした。

サイト全体の絵が揃うと、見え方が変わります

読み手は、記事を1本ずつ品定めしているわけではないんですよね。サイト全体をパッと眺めて、ちゃんとしている会社かどうかを一瞬で見ています。記事ごとに絵の雰囲気が違うと、それだけで散らかった印象になります。逆に揃っていれば、それだけで整って見えるんです。中身は同じなのに、です。

これ、お店の陳列とまったく同じ話だと思っています。商品が良くても、棚がバラバラだと安く見えますよね。

そして何より、発信が続くようになります。文章ができた時点で、絵はもう用意されているわけですからね。その状態を作れるかどうかで、1年後に残っている記事の数はずいぶん変わってくると思います。

自社の場合に何から始めればいいかは、扱っている商材や発信の量によって変わります。画像のほうを先に仕組みに乗せたほうがいい会社もあれば、文章のほうから手をつけたほうがいい会社もあります。そのあたりを一緒に整理するところからで構いません。AI導入のご相談は、AI Team by MeisterSupport のLINE、またはお問い合わせフォームから気軽に声をかけてください。

AI活用の実例

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