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自動投稿は組めたのに、画像のところで毎回手が止まっている方へ。

ブログの画像ストックが少ないときの対策と、増えてきたら要るプロンプトとは?

画像のストックが少ないうちと、増えてきてからでは、やることが変わります。少ないうちは貯める場所を決めてAIに教えるだけ。増えてくると今度は、AIが手持ちを使わずに新しく作りたがるので、そこで一言だけプロンプトが要ります。うちの運用をそのままお話しします。

空っぽの画像フォルダの前で困る経営者と、代わりにその場で画像を生成しようとするAIロボットのイラスト

「自動投稿の設定は組んだんですが、画像のストックがほとんど無くて」先日の勉強会で、こんな相談をもらいました。

そうなりますよね。仕組みのほうは手順が決まっているので、その気になれば一気に組めてしまうんです。でも画像は、手順を踏んだところで湧いて出てきませんから。

前に画像生成をつなぐ話を書きましたが、今日はその手前です。ストックが少ないうちにやることと、増えてきてから要るものは、別なんですよね。順にお話しします。

ストックが少ないうちは、貯めることだけ考えます

「画像がないので自分で入れてください」と言われて止まる

相談をくれた方の状況から書きますね。

自動投稿の設定のほうは、一気に組み上げたそうです。そこまでは良かったんです。ところが画像のフォルダには、手元にあった二十枚ほどを放り込んだだけでした。つまり、材料がほとんど無い状態で、記事づくりの仕組みだけが先に走り出したわけです。

そうなると、どうなるか。AIが下書きを書いてくれても、記事に合う画像がストックの中に見当たりません。だから「ここは画像なしにしておくので、ご自分で入れてください」という下書きが上がってきます。文章は自動なのに、画像は結局ぜんぶ手作業。これでは自動化した実感が湧いてこないですよね。

仕組みを先に組んで、材料を後回しにすると詰まります

これ、AIに限った話ではないと思うんです。

道具を先に揃えて、そこに流すものを後から考える。段取りとしては、だいたいうまくいきませんよね。お店でいえば、什器だけ立派に揃えて、棚に載せる商品を仕入れていない状態です。

仕組みを組む作業って、手応えがあるんですよね。設定した、つながった、動いた、と目に見えて進みます。一方で、写真を貯める作業には手応えがありません。だから後回しになります。気持ちはよく分かります。僕もそうなりがちです。

でも、詰まるのは材料のほうなんですよね。

先に貯める。増えてから書く。それだけで結果が変わります

なので、僕の答えははっきりしています。ストック画像は、どんどん足してください。そして、増えてから記事を書き始めたほうが近道です。

「書きながら足していけばいいのでは」と思われるかもしれません。ここが逆なんです。材料が無いところから回し始めると、毎回画像のところで詰まります。詰まるたびに手で埋めることになるので、結局ぜんぶ自分でやっているのと変わらなくなるんですよね。

スタッフさんが撮った写真、店舗の様子、商品の写真。思いついたときに、貯める場所へ放り込んでいくだけでいいです。材料が増えてから回し始めると、AIは手持ちの中から選べるようになります。回し方は同じでも、出てくるものが変わります。

次に、貯める場所を決めてAIに教えました

画像だけ別のクラウドに置いています

じゃあ、どこに貯めるのかって話ですよね。

僕の場合は、こう分けています。

  • 原稿を置く作業フォルダは、iCloudの中
  • 画像は、外にあるDropboxのフォルダを見に行かせる

Dropboxでなければいけない理由はありません。Googleドライブでも、やることは同じです。

なんで分けているかというと、画像はスタッフさんが足していくものだからです。原稿の置き場と同じところに入れてもらうと、作業場に材料を直接積み上げるような形になります。材料の入り口は別にしておいたほうが、お互い気楽なんですよね。

条件は「フォルダの中身がパソコンに全部降りていること」だけ

ここだけ、ひとつ気をつけてください。

クラウドのフォルダというのは、名前だけ見えていて中身が降りてきていないことがあります。その状態だと、AIは参照できません。パソコンの中に、ちゃんと実体があること。条件はこれだけです。

「全部ダウンロード」の設定にしておけば、それで済みます。逆に言うと、ここさえ満たしていれば、クラウドのフォルダは普通に使えます。「スタッフが撮った画像を次々に足していきたい。クラウドのフォルダは参照できますか」という質問も出ました。答えは、できます。

フォルダの住所をコピーして渡すだけで認識します

やり方は、拍子抜けするほど簡単です。

Macなら、こうします。

  • Finderで「パスバーを表示」を選ぶ
  • 画面の下にフォルダの住所が出るので、そのフォルダを右クリックして「パス名をコピー」
  • コピーしたものを、そのままAIに渡す

これで「画像のストックはここにあります」と伝わります。

コピーしたものが、そのフォルダの住所にあたります。人間でいう「◯丁目◯番地」ですね。AIは画面をきょろきょろ眺めて探しているわけではないので、住所さえ渡せば、あとは勝手に見に行ってくれます。場所を教えるというのは、それだけのことなんです。

AIが作った画像は、原稿を置いている側に記事ごとに整理されて貯まります

「じゃあ、AIが新しく生成した画像は、その参照先のクラウドに溜まっていくんですか」これもよく聞かれます。ここは、少し違うんです。

僕のところでは、生成した画像は参照元のクラウドではなく、原稿を置いている大元のフォルダのほうへ貯まっていきます。しかも、何月の分・どの記事の分、という形に整理された状態で置かれます。こちらが仕分けをする必要はありません。

そうなんです。置き場所は、自然と二つに分かれるんですよね。

  • 人が写真を足していく入り口としての、共有のクラウド
  • AIが作った画像が記事ごとに片付いていく、原稿側の素材集

使えば使うほど、後ろのほうが育っていきます。

増えてきたら、「使い回して」の一言を足します

放っておくとAIは「生成ファースト」で動きます

ここからは、ストックが増えてきてからの話です。

貯まってくると、今度は別の問題が出てきます。手持ちがあるのに、AIがそれを使ってくれないんです。

何も言わずに放っておくと、AIは「生成ファースト」で動きます。手持ちを探すより、新しく作るほうを選びやすいんですね。

理由は単純で、そのほうが早いからなんです。過去のフォルダをひとつずつ調べて、この記事に合う絵があるかどうかを確かめる作業は、けっこう骨が折れます。それより、その場でパッと作ってしまうほうが速い。だから黙っていると、新しい画像のほうへ流れていきます。

これ、責める話ではないんですよね。言われていないことは、早いほうを選ぶ。先に方針を伝えておくかどうか、という話ですね。

「画像がもったいないから使い回して」と一言伝えるだけで探しにいきます

じゃあ、手持ちを使ってほしいときはどうするか。

「画像がもったいないから使い回して」これだけです。

そう言えば、既存のストックの中から合うものを探してくれます。専門的な言い方をする必要は全然ありません。社員に「あるもの使ってよ」と言うのと同じ調子で通じます。

言えば探す、言わなければ作る。たったこれだけの違いなんですが、知らないでいると「なんで毎回新しいのを作るんだろう」と不思議に思ったままになります。

方針を先にルールにしておくと、毎回言わなくて済みます

で、ここを先に決めておくかどうかで、あとがずいぶん変わります。

毎回口で言うのでは、値打ちが半分になります。言い忘れた日には、また作りにいきますからね。

なので僕は、方針のほうを先に決めてしまいました。

  • 手持ちがあるときは、まず探す
  • 見つからないときだけ、作る

これを一言のルールとして書いておけば、毎回指示しなくても守ってくれます。

大事なのは、どちらが正解かという話ではないんですよね。使い回して数を節約したい会社もあれば、記事に合う絵を毎回そろえたい会社もあります。どちらでもいいんです。決めていないことだけが問題で、決めていないと、毎回その場の都合で決まっていきます。

判断基準を決めていない仕事は、そのとき手の空いている人の都合で決まっていきます。先に決めておけば、誰がやっても同じ答えになる。画像を使い回すかどうかも、やっているのはそれと同じことです。

画像運用をどう仕組みに落とし込むかは、お使いの環境や、手元にどんな写真があるかによって変わります。スタッフさんが写真を撮る機会が多い会社と、商品写真しか手元にない会社とでは、貯め方も置き場所も変わってきます。設定のところでつまずいたら、AI Team by MeisterSupport のLINE、またはお問い合わせフォームからお声がけください。順を追ってお答えします。

AI活用の実例

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