「ブログは週1回、コツコツ更新しましょう」。この教え、いまも守っている方が多いと思います。数年前まで、私も同じことを言っていました。
ですが、いまこの戦い方は、車が走っている道を徒歩で行くようなものになっています。
この記事では、私が経営者さんたちにブログ指導をしてきた現場で、この数年、常識がどう塗り替わってきたかを振り返ります。ご自身の更新ペースが「どの時代の常識」に基づいているか、確かめながら読んでみてください。
2022年、「100記事」と言ったらみんなひっくり返った
まず、ほんの数年前の話から。
2022年の時点で、私がセミナーで「100記事書きましょう」と言ったら、みんながひっくり返っていました。「うわ、そんなに」という反応です。当時は「年間50記事を目標に頑張ろう」とみんなで励んでいた頃で、100本は無茶な数字に聞こえたんですね。
やり方も、いま思えばのどかなものでした。検索キーワードを4つほど選んで、そこから記事のタイトルを作る。「地域名と商品名とお客様のメリットが入ったタイトルならヒットしやすいよ」と教えて、キーワードを元にタイトルを量産する練習もやりました。あの頃は、あれでいいと思っていたんです。
それが翌年にはもう、私は「300記事」と言い始めていました。そして今は、キーワードからタイトルをひねり出すこと自体が、のどかな昔話になりました。
いまは「1記事作る間に200記事」の時代です
現在地の話をします。
昔ながらのやり方で必死に1記事作っている間に、AIを使えば200記事できます。この「200」は厳密に測った数字ではなく、速度差を伝えるための言い方ですが、体感としては誇張ではありません。実際、私自身が数百本規模の記事をAIで用意して、毎日公開する運用を回しています。
要するに、キーボードを叩いて文章を打つというのは、人間の行動なんです。そこで勝負している限り、週1本が限界になる。移動にたとえるなら、徒歩と車です。私たちは長いあいだ、遠くの県まで歩いて帰ろうとしていたようなものでした。歩くのが悪いのではなく、車がある時代に歩く理由がもうない、ということです。
当時の教えは、全部無駄だったのか?
こう聞くと、「じゃあ今までの積み重ねは無意味だったのか」と思いますよね。そうではありません。
「お客様のメリットが伝わるタイトルにする」「検索する人の意図に沿って書く」。この基本は、いまも記事の価値を決めています。変わったのは中身の考え方ではなく、生産の手段です。手で書くことを前提にした本数の常識、ネタ出しの常識、更新ペースの常識。そこだけが、ごっそり入れ替わりました。
だから、これまでブログを頑張ってきた方ほど有利なんです。何がお客様に刺さるかを知っている人が車に乗り換えたら、速いに決まっていますから。
まとめ:ペース設定を「今の常識」に合わせ直す
整理します。
- 2022年には「100記事」でみんなひっくり返っていました。当時は年間50記事が目標の時代です
- いまは1記事を手作りする間に200記事できる、徒歩と車の速度差になりました
- 変わったのは生産手段だけ。お客様目線という中身の基本は、そのまま活きます
ただし、速く走れるからといって、中身のない記事を量産すればGoogleに弾かれます。「やっていい量産とダメな量産の境目」は別の記事で詳しく書いていますので、乗り換えの前にぜひ読んでください。
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